オスグッド病

成長期の子供(特にスポーツ少年)が膝の下の部分に痛みを訴える場合があります。場合によっては腫れたり熱をもったりします。

〇原因
大腿の前面にある大腿四頭筋が収縮して、脛骨粗面部が引っ張られて起こります。この部分は成長期ではまだ軟骨の部分が多くて弱いので、繰り返し引っ張られることにより骨の一部が剥がれます。

〇症状
脛骨粗面部が徐々に突出し痛みがでます。赤く腫れたり、熱を持ったりします。休むと痛みが軽減しますが、運動を始めると痛みが再発します。
〇治療
痛みが強い時はアイシングが効果的です。予防には大腿四頭筋のストレッチを行います。

Q&A

Q.運動しても大丈夫ですか?
A.痛みがなくなれば運動は可能です。
発症後3~6ヵ月は運動をすると症状が強くなるので、運動前後のストレッチ、運動後のアイシングを行います。
後遺症が残る可能性がありますので痛みが強い場合はできるだけ運動は避けましょう。

痛みが取れてもストレッチは継続して行いましょう(^^♪