むちうち(交通事故)

交通事故が原因による「むちうち」

交通事故に遭うと興奮状態で、痛みを感じる感覚が麻痺していることもあり、事故直後に痛みや不調を感じないことが多いです。数日経過して、首の調子がおかしかったり肩が凝りやすくなったりで「むちうち」を疑い、初めて病院に行き診断を受けても、交通事故との因果関係が疑われることがあります。

交通事故による損傷であることを示す診断書がないと人身事故として扱われず、「むちうち」に対する損害賠償請求ができなくなる可能性があります。
交通事故に遭ったら、まず自覚症状がなくても必ず病院に行って医師の診断を受けましょう。

よくある一般的な症状は手首や足首の捻挫や挫傷と同じで、首を動かすと痛みを感じたり、可動域範囲が狭くなったりするものです。痛みは首全体に、強張りは首~背中に出ます。上肢のだるさや痺れの症状がでる場合もあります。

むちうちは症状が軽いからと放っておくと、治癒に長い期間がかかってしまう事があります。首は体重の10%の重量がある頭部を常に支えているため、その負荷を受けながら「むちうち」を治すにはある程度の時間がかかります。

事故直後に適切な治療を行えば、後遺障害を引き起こすことは可能性は少なくなります。

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