各症状について

各症状についてできるだけ分かりやすく簡単にご紹介いたします。
同じ症状でも人それぞれ痛み方など変わってきますので、一つの参考程度になれば良いなと思います。

 

首~肩周辺

肩こり

頭痛(筋緊張型頭痛)

むちうち

五十肩(肩関節周囲炎)

胸郭出口症候群

 

 

上肢

テニス肘(上腕骨外側上顆炎)

腱鞘炎

 

 

腰~骨盤周辺

腰痛(慢性腰痛)

ギックリ腰(急性腰痛)

腰椎椎間板ヘルニア

坐骨神経痛

腰部脊柱管狭窄症

腰椎すべり症

梨状筋症候群

産後の骨盤矯正

 

 

下肢

オスグッド病

むくみ(下肢浮腫)

こむら返り

足底腱膜炎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こむら返り

あなたは突然、ふくらはぎの筋肉にに激痛が走ったことがありますか?
運動中や就寝中に起きやすく、あまりの痛みで動けなくなってしまいます。
こむら返りは、なぜ起こるのでしょうか?考えてみましょう。

こむらがえりは、主にふくらはぎの筋肉が異常に収縮して、痙攣を起こすことで起こります。
ふくらはぎに多く起こりますが、足の裏や指、太もも、胸など、体のどこにでも発生します。
こむらがえりを起こすと、強い痛みを伴いますが、ほとんどの場合は数分間でおさまります。

ふくらはぎなどの筋肉は過剰に伸びたり、収縮したりすると、無理な動きによって痛めてしまいます。
筋肉内部の働きが低下すると、筋肉が異常に収縮し、痙攣を起こしてしまいます。
それが、こむらがえりです。

筋肉の機能低下には、さまざまな原因が考えられます。
最も大きな原因といえるのが、ミネラルバランスの乱れです。
カルシウムとカリウムは、筋肉の収縮や神経の伝達をスムーズにする働きがあります。
この2つのミネラルを調整しているのが、マグネシウムです。

ミネラルバランスの乱れのほか、運動中や就寝中の発汗による脱水、冷えなどの血行不良も筋肉の機能を低下させる原因になります。
また、加齢によっても筋肉のセンサー機能は衰えます。
そのため、60歳以降はこむらがえりが起こりやすくなります。
さらに女性は妊娠中ミネラル不足になりやすく、それが原因でこむらがえりを引き起こすことがあります。

予防するには、十分なミネラルの摂取が欠かせません。
マグネシウムは、海藻類のほか、ナッツ類に多く含まれています。
カルシウムは乳製品、大豆製品、骨ごと食べられる魚に多く含有されています。
カリウムは、イモ類、バナナやキウイなどの果物に豊富です。
これらの食品はミネラルだけでなく、ほかの栄養価もすぐれているので、意識的に摂取しましょう。

運動時や就寝時は、水分不足でこむらがえりが起きやすくなります。
運動中は、スポーツドリンクなどで水分とミネラルをこまめに補給しましょう。
また、運動前にカリウムが豊富なバナナを食べるのも予防になります。

就寝前にコップ1杯の水を飲むことも有効です。
足が冷える人は、就寝時に靴下やストッキングを履くのも、予防につながります。

予防策としては、ふくらはぎのストレッチが効果的です。

こむらがえりが起きた場合は、応急処置として患部を伸ばします。
足の指を持ち、体の方へと引き寄せ、アキレス腱を伸ばしましょう。
ただし、無理やり一気に伸ばすと筋肉が損傷し、肉離れを起こすことがあります。
慎重に、ゆっくり伸ばしてください。

お困りの方はお気軽にご相談ください。
少しでもあなたのお役に立てるかもしれないです。